2019年04月30日

先笄(先斗町ver)@紅先笄

舞妓さんの髪型の中でもあこがれの髪型の一つだった先笄。
舞妓さんが、いよいよ舞妓を卒業して芸妓さんになる直前に結う髪型。
私も、舞妓変身体験を卒業するときに結おうと決めていた髪型です。

舞妓卒業体験第一弾(?)として選んだのが、こちら紅先笄さんでの先笄体験。

紅先笄さんで先笄を結う場合、衣装を黒紋付と色紋付とで選べると聞いていたので、めったにできない髪型ですし、衣装替えで両方着られないか聞いてみました。

そしたら、黒紋付(祇園甲部ver)と色紋付(先斗町ver)とでは髪型が違うからできないとのこと。

どちらにするか迷いましたが、ここはやはり、こちらでしかできない先斗町verにしようと決めました。

先笄(先斗町ver)@紅先笄

髪型が違う。どこが違うかというと、髱(つと)の形。
甲部verがキュッと引き上げているのに対し、こちらは少し落としているんですね。

先笄(先斗町ver)@紅先笄

反対側も。
ちなみに甲部verはこちらに載せています。変身処案内ANIMATO服飾文化講座

先笄(先斗町ver)@紅先笄

先笄(先斗町ver)@紅先笄

先笄(先斗町ver)@紅先笄

先斗町の先笄姿は、色紋付に襟は赤。
祇園甲部と宮川町は黒紋付ですが、襟の色が甲部は白で宮川町が赤と、街によって微妙に違うんですね。

舞妓卒業体験第二弾は黒紋付での先笄をやりたいです。←結局まだやるんか



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2018年10月19日

「舞妓さん講座」が開催されるそうです(≧▽≦)

来月11月4日(日)
美容室DTEELさん主催の舞妓さん講座が開かれます。
場所は祇をんかにかくにさん。

※DTEELさんはペンション祇園さん、かにかくにさんと姉妹店です。

結髪の実演、衣装展示、舞妓さんによる京舞鑑賞など
内容盛りだくさん。
ご興味のある方はぜひ!

申し込みは25日締切で先着順。
okumura@dteel.jp(担当:奥村さま)まで
お名前、お電話番号、人数を書いて送ってください。

参加費は、紹介ならサービスがあるそうなので
ぷにすけのブログで知ったと添えてお問い合わせいただければ
と思います(*'ω'*)

舞妓さん講座チラシ1 舞妓さん講座チラシ2

タグ:舞妓さん
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2013年04月19日

日本髪をほどいたあと

日本髪をほどいたあと、何で髪を洗うのか。地毛で日本髪を結う上でのお悩みネタの一つです。

なにせ鬢付け油を、これでもかってくらい髪になじませてから結うんですから(本式結髪の場合)、その油を落とすのが大変なわけで(^_^;) シャンプーで2〜3回洗ったくらいでは全く落ちません。頑張ってある程度までは落としても、数日は「しっとり感」が残る感じです。

よく聞くのは「食器用洗剤で洗う」。他には、「先にリンスで洗ってからシャンプーで洗う」とか、「とにかくひたすら何度もシャンプーで洗う」とか。「メイククレンジング用のオイルを使う」という方もいらっしゃいました。

私も上記すべて試しましたが、これ!というものはなく、毎回試行錯誤です。

その点紅先笄さんは、体験後にお店で洗ってくれるのでその辺のお悩み皆無で体験できるのがありがたいですよね。美容室仕様のシャンプーを使っているらしく、あれだけ油をなじませた髪もほぼさらさらに戻っていました。

華陽さんの場合も、やはりお店に美容室仕様のシャンプーが置いてあり、結構いい感じにまで落とせます。


で、この間のオフです。どうやって落とそうか考えたのですが、とにかくこれまで試した中にお気に入りの方法はないわけで。

それでも、食器用洗剤はやはり気が進まず、とは言え普通のシャンプーではなかなか落ちないのはわかっているわけで‥。。結局、手元に試供品がいろいろあったこともあり、今回はクレンジングオイルに再チャレンジすることにしました。

もちろんそのままではなく、改善点もいくつか。

 1.まずオイルの量を増やすことに。(試供品3袋用意)

 2.さらに、頭皮の汚れを落とすためのオイルも併用。
   ↑使ったあとシャンプーの泡立ちがよいので、実際には頭皮だけでなく髪の汚れも落としているっぽい。

 3.頭皮ケア用のパックもついでに使ってみる。
   ↑意味があるのかは不明だが皮脂・汚れ吸着と書いてあったので。


まあどうせ試供品だし、とにかく使えそうなものはみんな使ってみようというヤツですヾ(*゚ω゚)ノ

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2013年04月09日

おふく(レトロバージョン)@キヌ美粧院

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レトロ舞妓オフというわけで、着付けも髪も昔風です。鬢の張り出しは小さく、でも前髪はふっくら大きく。

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襟は大きめに出して、着物もかんざしもアンティークで。

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後ろからみた図。小振りな鬢に対して髷は大きめ。全体のフォルムは小振りでまんまる。
ちなみに襟の抜き方も小さめ。

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対して横から見ると、髱は大きく張り出しています。写真だとあまり伝わらないかもしれませんが、実際に見ると前後のフォルムと横からのフォルムのギャップがすごいです。

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この髱の形は今の舞妓さんとの違いを見せる「キモ」の一つだったので、今回のこだわりポイントでした。髪結いの先生曰く、そもそも髪の中に入れる型の形から違うのだろうとのこと。ちなみにふっくら前髪も、今の舞妓さんと同じ道具では出せない形だそうです。

とにかく髪はレトロ舞妓をする上でどうしてもこだわりたかったので、見事に再現していただきうれしい限りです。わがままなお願いを聞いていただいた先生に感謝です。
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2013年02月23日

おしどり@キヌ美粧院

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お化けの舞妓姿をするなら、ぜひとも結いたい変わり髷。今回は憧れの髪型の一つでもあった、「おしどり」を結っていただきました。私の中では「お化けの髪型と言えばこれ!」というくらい、定番中の定番イメージの髪型です。

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結綿の髷部分に、橋のように髪の束を乗せた髪型です。

※日本髪の本では、この髪の束はそのまま「橋の毛」とか「おしどり毛」と呼ばれています。

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髷に巻かれたボリュームたっぷりの鹿の子。橋の毛がさらにそれを強調して、とても華やかな髪型です。そしてやっぱりかわいい。橋の毛の飾りは季節にちなんで梅の花です。

舞妓さんが「お化け」で髷を結い替えられるのは「おふく」になってから。「割れしのぶ」の舞妓さんは、「割れしのぶ」に橋の毛をかけた「お染」という髪型にはすることができるそうです。

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今回は「おしどり」ですからお姉さんの舞妓さんです。前から見ると、鬢も随分大きく結ってもらっています。

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同じキヌさんで結ってもらった「割れしのぶ」。
比べると一目瞭然です。

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