2013年06月26日

歌舞伎なりきりプラン体験 其の5結び

えらく引っ張りましたが、歌舞伎なりきりプランレポもいよいよ最終です。

最後に全体的な感想などをざざっと。

さすがは歌舞伎座のお膝元だけあって、お支度は言うまでもなく本格的。そして、さすがは長年写真館サービスを行ってきたスタジオアリスが手がけるだけあって、サービス全体のレベルも高いな〜と思いました。

スタッフさんは皆さん感じよく、写真撮影時のポーズ指導は的確ですし、気持ちを盛り上げ乗せるのも上手。

私が行ったときは、オープンからまだ1ヶ月も経たないくらいの時期だったので、まだ少し不慣れな部分もあるのかな?という感じが多少見られましたが、それでもほとんど気にならないレベル。

とにかく体験全体としては大満足(*゚∀゚*)


ただ、料金的にはやっぱりいいお値段ですね〜。興味はあっても、ほいほい気軽にできる感じではありませんよね(^_^;)

ま、歌舞伎座という立地、着物やカツラといったメンテにお金のかかるものを使っての体験など諸々考えれば、法外な値段というわけでもないかと思います。

気になっている方は、限定メニューに「これは」と思うものが来たら思い切っていかがでしょう。

あと、通年メニューならお支度料が少し安いです。白塗り無しならもっと安く利用できます。

せっかくの歌舞伎体験なのに白塗り無しってどういうニーズがあるんだって思ってしまいますが、白塗りは嫌だけど衣装だけ着たいって方は結構いると、舞妓変身体験のお店で聞いたことがあります。特に海外の方に多いとか。


ちなみにアリスと言えば「子供向け」なイメージですが、この「歌舞伎なりきりプラン」は大人限定。確かに衣装もカツラも重いですし、体験所要時間も3〜4時間ですから、お子さんは大変でしょうね。値段的なことも含め、ちょっと贅沢な大人の遊びってところでしょうか(-∀-)

なんていうか、お店側がターゲットとして想定している年齢は結構高そう。店内のパウダールームに置いてあった基礎化粧品がアスタリフトだったりするところとか。


撮影編でも書いたとおり、スタジオはオープンなのでタイミングが良ければ実際に見られます。興味のある方は、歌舞伎座に行ったときに覗いてみるといいかもしれません。

↑体験する側としては、室内撮影だから人目に付かないだろうなんて考えでいるとかなりビビる状況ですが。ちなみに私はポーズ取って撮影しているうちに、周りは気にならなくなりました。ポーズ取るの必死すぎて(笑)

だいたいお客さんたちは、本物の歌舞伎役者さんを見に来ているわけで、どこの誰ともわからない素人のコスプレをずっと見てるほど暇じゃないはず。そんなにずーっと見ている人がいるとしたら、きっと自分もやってみたいと思っている「お仲間」にちげえねえと思えばよろしいかと(*-∀-)ノ゙

だらだらレポを書いているうちに、注文した写真もとっくに届いています。

6_5.JPG

写真選び編で書いたとおり、アルバムにはせずプリントのみですのでこんな感じ。立ちポーズ、座りポーズ、アップと、一通りのポーズはそろっています。

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背景はロールスクリーン。芝居の一場面をポーズ。

6_7.JPG
こちらは写真館撮影っぽいグレーのスクリーン。背景がない分、人物がより引き立ちます。

ポージングはまあまあ頑張りました。
でももうちょっと上手くできたらよかったな〜と思います。次の機会があれば今度こそ(`・ω´・)ノ"

※ブログへの写真アップについては一応お店に確認済み。データ買ってないのでこんな感じでしか載せられませんが。
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2013年06月23日

歌舞伎なりきりプラン体験 其の4写真選び編

さて、お支度を解いて着替えが済んだら写真選びです。

撮影編で書いたとおり、撮ったポーズは5種類。1ポーズに付き数カット撮影しているので、全30枚程度。その中から気に入ったものを選びます。とりあえず1ポーズ1枚、最低でも5枚は選びたいところです。

パソコンのモニタを見ながらお気に入りの写真を選ぶのですが、結構迷います(^_^;)

ポーズは同じでも微妙に顔の角度が違ったり、表情が違ったりで、画像を大きくしてもらったり、迷った2枚を並べてもらったりしながら、あーでもないこーでもない。

ま、この課程もまた楽しいのですが。一人より、友達なんかと一緒にわいわい選ぶ方がより楽しいかもしれません(-∀-)


で、肝心なのは選んだ写真をどういう商品にしてもらうか。です。

スタジオアリス歌舞伎写真館の料金システムは

お支度代+撮影料+商品代+配送料

ですから、最終的にどんなグッズに写真を仕上げてもらうかで、料金が変わってくると言うわけです。

単純なプリントから、アルバム仕上げ、フォトフレーム入りなど各種商品。データの買取も可能です。これらを予算に応じて、単品で選んでもいいし、予めセットになっているお得なコースを選んでもOK。


少しでも予算を抑えられたらな〜なんて私もあれこれ考えましたが、結論から言うと


データが欲しかったら「舞セット」料金で予算を組むべし。です。


データの買取料金ですが、1枚6,000円ですΣ(゚ロ゚;)
これを5ポーズ分買ったらそれだけで30,000円。
ここにお支度代・撮影料を追加すると、限定メニューなら48,000円。
ちなみに商品の配送料550円がまた別にかかります。

対して「舞セット」。
4ページ5カットのアルバムに、フレーム付き写真一枚、キーホルダー風仕上げのフォトフォルダー、写真データ、ここにお支度代・撮影料・配送料すべて付いて55,000円。
しかも写真データは購入分すべてなので、各グッズで全部違う画像を選べば8枚分のデータが手にはいることになります。どう考えてもこちらの方がお得。

データがあれば、あとは自分で好きに焼き増しもできますしね。


まあいずれにしてもいいお値段です(;-ω-)a゙舞妓変身体験からするとかなり。

アリスが高いというよりは京都の変身体験の相場が安すぎるのですが。


データがいらないのであれば、歌セット35,000円って手もなくはないですが、これだとアルバムとフォトフォルダーで2ポーズずつ、計4ポーズ分の写真しか手に入りません。

もう1ポーズ分も欲しければ、追加料金で何か頼む必要が出てきます。あと、フォトフォルダーはかなり小さいのでせっかくの写真を手元に置くには、これだけだとちょっと物足りないかもしれません。

ちなみに単純なプリントの場合、各種サイズごとに料金は異なりますが、フレーム付きやアルバム仕上げよりは安いです。

キャビネサイズで1枚4,400円。通常のアリス料金+1,000円くらいって感じでしょうか。

アルバム仕上げとかにこだわらず、とにかく写真が欲しいのであればこちらの選択肢も有りだと思います。

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2013年06月14日

歌舞伎なりきりプラン体験 其の3予約編

ここで予約の時のお話も少し。

この歌舞伎写真館は、ご存じの通り今回の歌舞伎座リニューアルに伴って新しくできたお店。私はスタジオアリス自体の利用も初めてですし、どんな感じなのかな〜と、緊張しながら電話しました。

で、まず電話応対。女性スタッフが出たのですがとっても感じが良くかつ丁寧。適度にフレンドリーで、馴れ馴れしすぎない、かなり好感度大な応対でした(-∀-)


そう言えば、店舗にいたスタッフさんもカメラマン含めすべて女性でしたね。


まずは予約日時からですが、当日の扮装メニューも予め決めて予約を入れます。どのメニューをするかで受け付けられる時間が異なると言われたので、確認はしていませんが、おそらく同時刻に同じメニューの扮装は一人しか受け付けないようにしているんではないかと。

希望の時刻に、すでに希望の扮装メニューの予約が入っていたら他の時間に。ってことでしょうね。

確かに一つの役柄につき、衣装やカツラは様々なサイズを用意しているとは言え、同時刻に二人入れちゃって万が一サイズがかぶったら困りますもんね。


京都のある変身店さんでも、その人その人に一番合ったサイズにしたいから同時刻に受け付ける人数≠衣装やカツラの数と言われたことがあります。


なので、友達どうして一緒にやりたいなんてときは、お互い違う扮装メニューじゃないと行けないかもしれません。


ちなみに体験しない同行者は、メイクルームへの同伴不可。撮影の時にスタジオで合流する形になります。

同伴不可の理由は狭いからだそうですが、確かに関係ない人がいたら他のお客さんやスタッフさんのじゃまになりそうな広さでした(^_^;)


そして驚いたのが、事前説明の丁寧なこと。


・所要時間は3〜4時間みてください。
・衣装やカツラが重いですから体力いります。
・万が一衣装のサイズが合わない場合はできないこともあります。
・ヘアエクステ、マニキュアやつけまつげはしないできてください。
・香水もNGです。

といった、体験に当たっての基本的な注意事項に加え

・体験時間が長く、スタジオも乾燥しているので飲み物を用意してください。
 ストロー付きで。←お化粧後も飲めるように

・カツラをかぶるので、髪がつぶれます。
 ドライヤーなどはありますが、完全には戻らない場合もあるので、帽子など髪が直らなかった場合のものを用意してください。

 ※ちなみに別料金でヘアセットの依頼も可。

と、こんなことまで。

水分補給や髪については、私も何度か経験していくうちに「必要だな〜」と思うようになりましたが、事前にお店から言われたのは初めてでした。

※変身処案内ANIMATO 変身向上委員会FAQより
 「何をもっていけばいいの?あると便利なものってある?

※水分補給は、私もオフ会の時には参加者様にお願いしています。体験時間が長くなると結構重要です。


私がこちらに予約を入れたときは、まだオープンから間もなく、ホームページにもほとんど情報が載っていない状態だったこともありますが、それにしても丁寧。

私は舞妓変身体験の経験から、なんとなく内容の想像はついてはいましたが、これならまったくの初心者さんでも安心だな〜と思いました。

できたばかりのお店とはいえ、さすがは業界大手。サービスに対するノウハウをちゃんと持っているってことですね(・∀・)


2013年06月08日

歌舞伎なりきりプラン体験 其の2撮影編

お支度ができたら、撮影のためスタジオに移動します。介添えのスタッフさんは黒子の衣装です。雰囲気出ますね〜。

スタジオに入る手前の廊下には鏡があるので、ここで完成した全身像をチェックできます。ますます気分が盛り上がります。


ちなみにスタジオの場所ですが、前回の記事に載せた写真にも微妙に写り込んでいます。

6_3.JPG

図に描くとこんな感じ

6_1.gif


つまり撮影風景は
外に向けて思いっきりオープンなわけです(゚ロ゚ノ)ノ<キャー

あ、もちろん撮影は不可なので、勝手に写真撮られることはないですが。


鏡チェックしているうちに、なにやら「お嬢吉三さん登場で〜す」みたいな声がスタジオの方から。「出番」をせかされ、外の状況がよくわからないまま暖簾をくぐり、スタジオに「登場」。


目の前にはカメラマンスタッフ。その後ろには「何が始まるの?」みたいな感じでちらちら覗くお客さんたち。

(・ω・;三;・ω・)あせあせ

舞妓姿で屋外撮影しているときに、何となく人に見られているのとはまた違った独特の雰囲気にあせあせしつつも、撮影開始です。


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そのときは展開が唐突でよくわかりませんでしたが、つまりはスタジオを舞台に見立て、舞台袖から登場した感じになっているわけですね。さすがは「なりきり」プラン。
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背景はくるくる巻かれたスクリーンから、役柄ごとに、それに見合った背景をものをおろして撮影。巻き取り式なので、背の高さに合わせて背景の高さも調節できるのがすばらしい。

とりあえず、スタッフさんに言われるがままにポーズを取ります。
目線、手足の位置、顔の向きなどなど、細かーく指示されますので、何もわからなくても一応大丈夫。言われるとおりにしていれば、とりあえずちゃんとポーズを決めた写真を撮ってもらえます。

ポーズは全部で5種類。それぞれの役ごとに、劇中の決めポーズから選ばれているようです。
一つのポーズでも数枚は撮ってくれるので安心です。

中には「このポーズをぜひ!」とリクエストされるお客さんもあるそうです。

しかし、ポーズをとるのは結構大変。
決して動きやすくはない衣装、慣れない姿勢で、ふらつかないようにポーズを維持するのが一苦労。時間は短いですが、なかなか体力がいります。

一応事前に「三人吉三」のビデオを見てから臨んではいたので、指示されたポーズはなんとなく「あのシーンだな?」と想像が付いたのが幸いでしたが、何も知らなかったら、求められているポーズがイメージできなくて、もっと大変だっただろうな〜と思います(^_^;)

まあそもそも歌舞伎ファンの方がターゲットですから、そう言う方々にそんな問題は関係ないですよね。

役者さんはあれで動き回って台詞言ってですもんね。
改めてすごいなあと思います。


スタジオでの自前カメラ撮影はNGでしたが、撮影終了後には数枚撮ってもらえました。

6_4.JPG
後ろに写っている暖簾が出入り口。あそこから舞台(スタジオ)に登場します。

真っ赤な襦袢、黒地に梅柄の裾引きの振袖。着物の裾も赤で縁取られた綿ぶきが豪華!帯はちなみにだらりの帯になっています。カツラは、もう地毛では絶対にできないカツラならではボリューム。髷もぽってりと大きく華やか。

「お嬢吉三」はこんな姿なのに男で盗賊です。ポーズはこの出で立ちにはおよそ似つかわしくないポーズばかり。裾をまくって足を川端の杭に乗せたり、刀を抜いて見得を切ったり。

ポーズを決めるのは難しいけど楽しい(*゚∀゚*)!

舞妓さんと同じような格好なのに、求められるポーズは全然違うものですからかなり新鮮でした。


撮影が終わったら、お支度を解いて写真選びです。

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2013年06月05日

歌舞伎なりきりプラン体験 其の1お支度編

リニューアルオープンした歌舞伎座併設のタワーに新しくできた「歌舞伎写真館」。提供は子供向け写真館で有名なスタジオアリス


6_1.JPG

5Fエレベーターを降りたら右手すぐがお店です。なりきり写真のパネルがお出迎え。
手前から「町娘」「若侍」「羽衣新造」で、いずれも通年メニュー。


プランは3つで来場の記念写真を撮るプラン、着物をレンタルできるプラン、そして目玉の「歌舞伎なりきりプラン」。歌舞伎の衣装やメイクを実際に体験しつつ、役者さんになりきって写真を撮れるというプランです。もちろん今回体験したのは、この「なりきりプラン」(*゚∀゚*)!

扮装メニューは毎月変わる限定メニューと通年メニューがあるのですが、どの衣装でも料金は同じなので、「じゃあやっぱり限定メニューかな〜」と(*-ω-*)
 
と言うわけで、今回は「お嬢吉三」をやってきました。


6_2.JPG

「お嬢吉三」は「三人吉三巴白浪」に登場する女装の盗賊です。↑一番手前の黒い振袖の人物。「三人吉三巴白浪」は、このとき歌舞伎座でもかかっていました。


このプランはなんと言っても歌舞伎役者さんと同じ化粧、衣装を体験できるというのが売り。お化粧は鬢付け油を下地に、水で溶いた白粉を塗る手法です。メイクの前に洗顔をして、洗顔後は化粧水など何も付けずにスタンバイ。舞妓変身体験をしたことのある人にはお馴染みの行程ですね。

顔を塗る前に、羽二重で髪をまとめて下地を作り。このときに髪だけでなく、目元をつるなど「顔の下地」作りもキッチリします。


ここでかなりリフトアップされるので、アンチエイジングな仕上がりにも期待大。


下地ができたら先にカツラを決めて、いよいよお化粧開始です。


ちなみに衣装やカツラのサイズが心配だったのですが、こちらは問題なくクリア。一応S〜LLまで幅広いサイズを用意しているそうです。


鬢付けを顔に伸ばし、白粉を塗っていくところは舞妓さんのお化粧と同じですが、舞台メイクということもあってか舞妓さんよりもずっとくっきりな印象です。眉から目の回りの赤みを帯びた部分と鼻筋の白のコントラストがまずすごい。そして目尻の赤もかなり大きめ。眉は完全につぶして描き直しています。

さて、白粉を塗るとどうしてもまつげについてしまいますが、歌舞伎役者さんは指につばを付けてこれを取るらしいです。ま、さすがにここではそうも行かないのでマスカラを使用。

さらに仕上げにピンクのパウダーを頬などにがっつり足して、おてもやん気味な顔になって終了(゚Д゚;) ←な気分を見透かされたのかお店の方いわく、「ライトが強いのでこのくらいにしないと真っ白になってしまうんです。写真はちょうどいいくらいに写っていますから心配しないでくださいね。」とのこと。歌舞伎役者さんのメイクよりもさらに濃いめに描いてるんだそうです。

メイクが終わったら衣装を着付け、カツラをつけて、そうそうこれも舞妓変身体験と違うところですが、仕上げに手も白く塗ります!手の表裏から手首、肘の手前くらいまで結構しっかり。

ちなみに「お嬢吉三」は足下が素足です。まさか足も塗るのか!?とドキドキしていたらこちらは白の5本指ソックスでした。

ここでようやくお支度の完成です。鏡を見るとやっぱりテンション上がりますね(*゚∀゚)=3


次はいよいよ撮影です。